灰の記憶 The Grey Zone 2001年 映画の英語


第二次大戦時ドイツでのユダヤ人たちを描いた映画はどれもキツい

シンドラーのリストしかり、ライフイズビューティフルしかり。

人間はどこまで悪魔たりえるのか?、また国家は?

観る人の心に解決のない疑問が渦巻くことでしょう

greyzone 1

この映画も相当キツイです

 

ぼくはコン・エアー以来、スティーブ・ブシェミが大好きです

だからこの映画を観たのですが。

 

映画は以前のユダヤ人映画とはちょっと変わった視点を持つ。

以前のは強大なナチに力の前に圧倒的に虐待されるユダヤ人からの視点のが多かったが、

この映画ではゾンダーコマンド(特殊部隊)と呼ばれ、ナチの絶滅計画に協力したユダヤ人たちの視点から描いている。

彼らは4ヶ月の延命と良い食事と引き換えに同胞を殺戮していく手先になる

4ヶ月後には自分たちも殺されることが分かっていてもだ。

実際このゾンダーコマンドは13期まで繰り返され

12期目でこの映画で描かれている暴動が起こった。

これは史実だ

つまり、13期目は生き残ったがそれまでの12期目まではすべて4ヶ月終了後殺されたのだろう。

この映画はナチに協力したユダヤ人医師、二スリ医師の手記に基づいて作られている

二スリは悪名高き「死の天使」ジョゼフ・メンゲレのもとで助手として手を貸した

greyzone 2

映画はティム・ブレイク・ネルソン監督によって作られた

この監督、はじめ写真を見た時、あれどこかで?と思ったが

調べてみたら何と「オー・ブラザー!」にでていた3人の囚人の1人だった

オー・ブラザー!ではコミカルな役どころだったが、こんなすごい映画も作る才人だったわけだ

ちなみに彼もユダヤ系だ

同胞の悲劇を歴史に記憶させねばならないと思っていたのだろうか

この映画はめちゃくちゃリアリスティックにアウシュビッツの中の状況とか描かれている

俳優陣も

ユダヤ系ハンガリー人の主役に デビッド・アークエット

ムスフェルドSS軍曹 に ハーヴェイ・カイテル

ユダヤ系ポーランド人の役に ご存知 スティーブ・ブシェミ

他に ミラ・ソルヴィノ  ナターシャ・リオン など

そうそうたるキャストで作られている

 

映画の英語は 舞台がドイツということで

ナチの将校や兵隊はドイツ語なまりっぽい英語を話している

とくにSS軍曹の ハーヴェイ・カイテル なんか

 

他はわりとふつうの英語で

スティーブ・ブシェミなんか他の映画と同じようにFuckingとかアメリカ風スラングを

連発してたしね

 

 

 

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